ぽん酢【鮨きむら】
鮨きむら / 鰹節専門店 ちきり
鮨屋の一本を、そのまま食卓へ。
すだち・だいだいと、荒本節のだし人形町【鮨きむら】との共作
ぽん酢【鮨きむら】 ¥2,484税込

お客様に出しているものと、同じものを。

人形町の鮨店で実際に使われているぽん酢を、味を変えずに一本の瓶に仕立てました。

ちきりの物語

「香り」と「一体感」の鮨。

日本橋・人形町の一角に、藍色の暖簾。その先の石畳を抜けると、木曽檜のカウンターが十席だけ。一組ひと組に目が届くようにと、店主・木村浩司氏があえて選んだ広さです。

木村氏は青森県八戸市の生まれ。高校卒業後に上京し、東京の大手すし店へ入社。二十四歳で転勤したニューヨーク支店は、指名を受けた職人だけが板場に立てる実力主義の世界でした。一日一日がサバイバル——それを楽しいと言い切る人です。英語が話せずとも臆さず客と名刺を交わしてはメールを送り、なじみの客の誕生日は必ず把握する。自分らしさを求めて郷土料理も研究しながら、十年余りを異国で戦い抜きました。

独立を考えはじめた矢先、ミシュランで三つ星の評価を受ける銀座「鮨よしたけ」の吉武正博氏が、偶然その店を訪れます。言葉を交わすうちに名店での修業を打診され、二〇一五年に帰国。「濃厚な二年間」と本人が振り返る薫陶を受け、日本で勝ち抜くすべを知りました。そして二〇一八年、人形町に自らの店を構えます。

江戸前の伝統技法には、忠実に。そのうえで木村氏が追い求めるのは、口に含んだ瞬間に立ちのぼる香りと、ネタとシャリが繊細にほどけて一つになる一体感、そして長く続く余韻です。七日から十日ほど寝かせた種と、赤酢のシャリ。故郷・八戸の魚介を軸に据えた仕事の一つひとつが、記憶に残る一貫のためにあります。

ぽん酢【鮨きむら】
人形町、鮨きむらの店先。
ぽん酢【鮨きむら】
付け場に立つ、店主・木村浩司氏。

ちきりの当代が木村氏の仕事に触れ、その一貫に込められたものに感銘を受けたことから、この商品は生まれました。取引を広げるためではなく、互いの仕事を認め合った者同士として、一本のぽん酢をつくることになったのです。

ぽん酢【鮨きむら】
この店で使われているものと、同じ味の一本です。

瓶の中で、味が深まっていく。

鮨きむらでは、荒本節の花かつおでていねいにだしを取り、かつおぶしを入れたまま寝かせることで味を落ち着かせています。種を七日、十日と寝かせて旨味を引き出す、店の鮨とまったく同じ考え方。この「寝かせて深まる旨み」を家庭の食卓でも再現するために、たどり着いたのが微粉末という答えでした。

微粉末にした荒本節を、そのまま瓶に封じ込める。開封を待つあいだも瓶の中で味が馴染み、だし感がいっそう高まっていきます。仕込んだ直後は柑橘の酸味が前に立ちますが、時間が経つほどまろやかに変化していく——生きている調味料です。

お使いになる前に、よく振ってください。かつおぶしの粉末は瓶の底に沈みます。ひと振りごとに、荒本節の香りとだしの旨みが立ちのぼります。

こだわり

この一本を、支えているもの。

其の一

すだち・だいだい

鮨きむらが店で使っている柑橘をそのまま採用。やわらかく香り、角のない酸味に仕上げました。

其の二

荒本節の微粉末

だしを引くだけでは届かなかった深みを、粉末を封入することで解決。鰹節屋ならではの技です。

其の三

酸味に頼らない味

かつおぶしと昆布のだしが重なることで、ぽん酢でありながら奥行きのある味わいに。

おすすめの召し上がり方

まずは、海藻で。

鮨きむらでの定番は、海藻に添えて味わう食べ方。だしのきいたぽん酢が海藻の香りを引き立て、箸が止まらない一品になります。

ぽん酢【鮨きむら】
だしのきいたぽん酢が、海藻の香りを引き立てます。
ぽん酢【鮨きむら】
蒸した野菜や豚肉に、ひとかけ。
せいろ蒸しに

蒸した野菜や豚肉にひとかけ。素材の甘みとだしの旨みが重なって、これだけで献立が決まります。

お鍋のつけだれに

水炊きやしゃぶしゃぶに。市販のぽん酢とは違う、だしの層の厚さを感じていただけます。

お刺身・焼き魚に

醤油の代わりに。柑橘の香りが魚の脂をすっきりとまとめてくれます。

冷奴・サラダに

そのままかけるだけで一品に。ドレッシング代わりにも使えます。

商品情報

ぽん酢【鮨きむら】
内容量360ml
原材料名しょうゆ(小麦、大豆を含む)(国内製造)、かんきつ果汁(すだち、だいだい)、赤酒、醸造酢、かつおぶし粉末、こんぶ/調味料(アミノ酸等)
アレルゲン原材料の一部に小麦、大豆を含む
賞味期限製造日より1年(365日)
保存方法直射日光を避け常温で保存
栄養成分表示(100ml当たり)熱量 74kcal / たんぱく質 6g / 脂質 0g / 炭水化物 12g / 食塩相当量 7.9g(※この表示値は目安です)
販売者ちきり清水商店株式会社(静岡県焼津市)
あの店の味を、いつもの食卓で。